組込み系ソフトウェア開発の現場でJob's Sonarがどのように使われているかご紹介します。
Job's Sonarでコード全体を一目で俯瞰できる図を作成して資産評価を行い、その結果からリファクタリング範囲やスケジュールを決めた実施計画書を策定しました。また、リファクタリングしたコードを再度Job's Sonarで解析し、リファクタリング前後の俯瞰図を検証。複雑な構造がシンプルに美しくなっているかを確認できました。
設計書が存在しなかったり、コードと整合性が取れていない設計書があるプロジェクトで、Job's Sonarの出力結果をそのまま設計書の一部として提出して業務時間を短縮。また、Job's Sonarの出力結果から作成した設計書から要求仕様の抜け漏れチェックを行いました。
グローバル変数が100個以上もあり、それぞれのライフタイム(いつ初期化され、いつどの機能が変更し、いつ破棄されてる)が不明になっているプロジェクトを担当し、Job's Sonarにて各ライフタイムを楽に検証できました。また、Job's Sonarの検証結果からグローバル変数の数を減らしたり、そのグローバル変数のライフタイムをシンプルになるように再設計を行いました。